♂ 第60話 人工美女の館 ♀
大神病院の院長室、そこでは隆造と隆一郎の怪しい会話が交わされていた。
「偶然とはいえ、いい獲物が手に入ったものだな、隆一郎」
「はい、父さん。早速、各会員に金井の出品情報を流したところ、即座に十数件もの入札がありました」
「そうか、やはり今や女奴隷をいたぶって楽しむ時代ではなく、男をいたぶってその屈辱に喘ぐ姿を楽しむ時代に入ったようだな」
「女が屈辱に喘ぎ恥らうなどごく当たり前の事で、もうすでにマンネリ化しています。その点、男の屈辱感に満ちた恥じらいは新鮮です。妻として迎えた恵一の姿を見て、つくづくそう感じました」
「おまえもそうか、実はわしもそうなのだ。面白がって軽い悪戯のつもりで女の身体に変えてやった俊恵の姿を見ていたら、その度にあそこが疼いて来てな・・・・ふふふっ」
「そこで思い付いたのが、『女奴隷育成』ならぬ『男のニューハーフ奴隷育成』計画・・・・『人工美女の館』プロジェクトという訳ですね」
「その通りだ。初めから女装や性転換願望のある男ではなく、そんな願望など微塵もない男らしい男を強制的に女性化しニューハーフ奴隷へと変身させる。そして、最終的に女性化が終了したニューハーフ奴隷は落札した男性会員の『妻』となるか、あるいはその会員がその権利を放棄した場合には、通称『表の館』と呼ばれる会員の性欲処理を目的とした妖館『人工美女の館』で男の会員相手にニューハーフ奴隷として奉仕をする運命が待っている・・・・が、このプロジェクトの売りはそこではない・・・・その過程だ。そうだな? 隆一郎」
「その通りです。落札した会員は、その射止めた男を自分の希望に沿った方法で女性化させ、その過程を眺めて楽しむ事が出来るという訳です。ちなみに、今回の金井の場合は、本人の意思に関係なく『性同一性障害』の人間に仕立て上げ、最終的には戸籍まで女に変えてしまう・・・・というプランです」
「しかし、金井くん本人もそうだが、よく両親がその話を了解したものだな。何と言っても、まだ未成年だからな」
「そこなんです、私が驚いたのも・・・・・。最初、このプランの希望が出た時にはまず難しいのでは・・・・と思ったのですが、一応、両親に会ってそれなりに話を持って行った所、以外にもすぐに了解が得られました」
「そうなのか?」
「はい、金井は何度も警察沙汰のトラブルを起こしているワルでして、両親もほとんど見放している状態なのです。そのような訳で、今回のトラブルも含めてその対処策という形で話を進めたところ、息子が大人しくなるのならどのような方法を使っても構わないので、もう問題を起こさない人間に治して欲しいと逆に頼まれてしまったくらいです」
「で・・・・、『性同一性』のプランについては話したのか?」
「はい、話しました。一番手っ取り早い方法は、去勢して荒々しい性格を取り除いてしまう事です・・・・と半分冗談っぽく話したところ、去勢でも何でも何でもしてくれと、意外なくらいあっさりと了解が得られました」
「それはまた、酷いと言えば酷い親だな。いくら息子を大人しく改心させたいという理由があるにせよ、去勢でも何でもしてくれとはな。・・・・・それはそうと、『人工美女の館』はもう完成したのか?」
「はい。『表の館』部分はほぼ完成、すでにその一部を利用して営業を開始しています。ニューハーフ奴隷育成の為の施設である『裏の館』も、あと僅かで工事が終了致します」
「そうか、『表の館』はもう営業を開始していたのか。だが、肝心の『女』達は揃っているのか?」
「そこなんですが、何と言っても『裏の館』で変身育成され『表の館』まで上がって来るには、長い場合は一年以上も掛かってしまいますから。なので、とりあえずは応急措置として、『十二院房』から先日卒業した数人を所長にお願いしてこちらにまわして貰いました」
「そうか、それを聞いて安心した。あの金井くんの場合もそうだが、落札者のプラン次第では、『表の館』にある程度の頭数のニューハーフ奴隷が揃うまでには、かなりの時間を要する可能性も無きにしも非ず・・・・だからな」
「しかし、可哀相に・・・・・・。あの金井も、一年後には落札した男性会員の『妻』となるか、あるいは『表の館』でニューハーフ奴隷として男に奉仕する事になる訳ですね・・・・父さん」
「ふふふ、そういう事だ。強制的に女に変えられた元男としてな」
とんでもないプロジェクトによって女に変えられようとしている金井慎吾。
しかし、金井はなぜそのプランに従順に従っているのか!?
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大神病院の院長室、そこでは隆造と隆一郎の怪しい会話が交わされていた。
「偶然とはいえ、いい獲物が手に入ったものだな、隆一郎」
「はい、父さん。早速、各会員に金井の出品情報を流したところ、即座に十数件もの入札がありました」
「そうか、やはり今や女奴隷をいたぶって楽しむ時代ではなく、男をいたぶってその屈辱に喘ぐ姿を楽しむ時代に入ったようだな」
「女が屈辱に喘ぎ恥らうなどごく当たり前の事で、もうすでにマンネリ化しています。その点、男の屈辱感に満ちた恥じらいは新鮮です。妻として迎えた恵一の姿を見て、つくづくそう感じました」
「おまえもそうか、実はわしもそうなのだ。面白がって軽い悪戯のつもりで女の身体に変えてやった俊恵の姿を見ていたら、その度にあそこが疼いて来てな・・・・ふふふっ」
「そこで思い付いたのが、『女奴隷育成』ならぬ『男のニューハーフ奴隷育成』計画・・・・『人工美女の館』プロジェクトという訳ですね」
「その通りだ。初めから女装や性転換願望のある男ではなく、そんな願望など微塵もない男らしい男を強制的に女性化しニューハーフ奴隷へと変身させる。そして、最終的に女性化が終了したニューハーフ奴隷は落札した男性会員の『妻』となるか、あるいはその会員がその権利を放棄した場合には、通称『表の館』と呼ばれる会員の性欲処理を目的とした妖館『人工美女の館』で男の会員相手にニューハーフ奴隷として奉仕をする運命が待っている・・・・が、このプロジェクトの売りはそこではない・・・・その過程だ。そうだな? 隆一郎」
「その通りです。落札した会員は、その射止めた男を自分の希望に沿った方法で女性化させ、その過程を眺めて楽しむ事が出来るという訳です。ちなみに、今回の金井の場合は、本人の意思に関係なく『性同一性障害』の人間に仕立て上げ、最終的には戸籍まで女に変えてしまう・・・・というプランです」
「しかし、金井くん本人もそうだが、よく両親がその話を了解したものだな。何と言っても、まだ未成年だからな」
「そこなんです、私が驚いたのも・・・・・。最初、このプランの希望が出た時にはまず難しいのでは・・・・と思ったのですが、一応、両親に会ってそれなりに話を持って行った所、以外にもすぐに了解が得られました」
「そうなのか?」
「はい、金井は何度も警察沙汰のトラブルを起こしているワルでして、両親もほとんど見放している状態なのです。そのような訳で、今回のトラブルも含めてその対処策という形で話を進めたところ、息子が大人しくなるのならどのような方法を使っても構わないので、もう問題を起こさない人間に治して欲しいと逆に頼まれてしまったくらいです」
「で・・・・、『性同一性』のプランについては話したのか?」
「はい、話しました。一番手っ取り早い方法は、去勢して荒々しい性格を取り除いてしまう事です・・・・と半分冗談っぽく話したところ、去勢でも何でも何でもしてくれと、意外なくらいあっさりと了解が得られました」
「それはまた、酷いと言えば酷い親だな。いくら息子を大人しく改心させたいという理由があるにせよ、去勢でも何でもしてくれとはな。・・・・・それはそうと、『人工美女の館』はもう完成したのか?」
「はい。『表の館』部分はほぼ完成、すでにその一部を利用して営業を開始しています。ニューハーフ奴隷育成の為の施設である『裏の館』も、あと僅かで工事が終了致します」
「そうか、『表の館』はもう営業を開始していたのか。だが、肝心の『女』達は揃っているのか?」
「そこなんですが、何と言っても『裏の館』で変身育成され『表の館』まで上がって来るには、長い場合は一年以上も掛かってしまいますから。なので、とりあえずは応急措置として、『十二院房』から先日卒業した数人を所長にお願いしてこちらにまわして貰いました」
「そうか、それを聞いて安心した。あの金井くんの場合もそうだが、落札者のプラン次第では、『表の館』にある程度の頭数のニューハーフ奴隷が揃うまでには、かなりの時間を要する可能性も無きにしも非ず・・・・だからな」
「しかし、可哀相に・・・・・・。あの金井も、一年後には落札した男性会員の『妻』となるか、あるいは『表の館』でニューハーフ奴隷として男に奉仕する事になる訳ですね・・・・父さん」
「ふふふ、そういう事だ。強制的に女に変えられた元男としてな」
とんでもないプロジェクトによって女に変えられようとしている金井慎吾。
しかし、金井はなぜそのプランに従順に従っているのか!?
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